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スズメバチの活動時期
スズメバチは、春から秋にかけて活動します。
具体的には5月~11月が最も活動的になる時期といえるでしょう。
冬には活動せず、11月~12月頃は冬眠時期となるため、冬から春にかけては活動が穏やかになります。
スズメバチが最も活動的な時期
春~秋のなかでスズメバチが最も活動的になる時期は、ズバリ夏です。
7月~10月は幼虫の生育時期でもあり、かなり気性が荒くなっています。
そのため、この時期のスズメバチに不用意近づくのは非常に危険です。
かなりの知識や装備がない限り、うかつに近づくことは避けましょう。
スズメバチの駆除に最適な時期
スズメバチは、冬から春にかけても活動はしていますが、夏季よりも活動が穏やかであり、危険が少ない時期と言えます。
そのため、気性も夏季に比べれば穏やかであり、冬から春にかけてはスズメバチや巣を駆除するには最適な時期となります。
どうしてもスズメバチの活動が盛んな夏場に駆除が必要な場合には、大きな危険を伴いますので、ご自身で駆除を行わず、必ずプロの専門家を呼びましょう。
冬を越すのは女王蜂だけ
スズメバチの中で、冬を越すことができるのは新しく誕生した新女王蜂だけです。
旧女王蜂、働き蜂、オス蜂などは冬を超えることはできず死んでいきます。
このことが、冬~春にかけてスズメバチの活動が穏やかになることにも由来しています。
しかし、そうした時期でも、冬を超えたばかりの新女王蜂に刺される被害が少なからず発生しているため注意が必要です。
また、昨年にできた古い巣を再利用することはありませんが、他の種類の蜂や害虫が生息地とする可能性があるため除去することをおすすめします。
スズメバチの生巣を防ぐには
スズメバチは近年、自然界から都市部にその生息域を拡大してきています。
そのため、人が住む住居に巣がつくられる被害が近年多発しています。
スズメバチが巣を作りやすい軒下、天井裏、庭木、床下などを春先に点検し、清掃しておきましょう。
これだけのことで、スズメバチが巣を作らないようにする対策としては非常に有効です。
春先に巣を作られてしまうと、その先は最も活動が盛んな時期である夏季を迎えます。
巣が出来てから取り除くのではなく、巣が作られないような対策をしておくことが重要です。