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スズメバチの生態について
スズメバチの特徴
スズメバチには様々な種類がありますが、その性格は攻撃的かつ俊敏で、人間が巣に近づいただけで襲い掛かってくることがあります。
また、スズメバチの毒針には非常に強い毒性があり、何度でも刺すことができるため、一度刺されても2回・3回と連続して刺されてしまうことがあります。
スズメバチに刺されると、アレルギー反応であるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があり、一度刺されただけでも死に至ることがあります。
また、スズメバチが出す毒液には、仲間を引き付ける成分が含まれており、毒液が放たれた場所には仲間が大勢集まってきます。
スズメバチの種類
スズメバチは、日本全国に17種類が生息していると言われています。
イシダクリーンテックの本拠地である北海道には、オオスズメバチ、ケブカスズメバチ、コガタスズメバチ、クロスズメバチの4種類が主に出現します。
特にオオスズメバチには注意が必要で、毒の量・攻撃性ともにスズメバチの中でも最高レベルにあり、一度刺されると命の危険にさらされます。
ケブカスズメバチ、コガタスズメバチ、クロスズメバチは、毒の量・攻撃性でオオスズメバチには劣るものの、刺されると危険なため注意が必要です。
スズメバチの生息域・生息地
スズメバチの生息域は、北海道から沖縄までほぼ全国に広がっています。
元々は多くのスズメバチの種が木の枝や地中などの自然界に巣を作り、活動していました。
しかし、近年の都市化が影響で、これまでの生息域を奪われたスズメバチは、都市部にも進出してきており、住宅の軒下、床下、天井裏、庭木、ベランダなどに巣を作って活動するようになり、社会問題となっています。
一度巣を作られてしまうと、自力で取り除くのは非常に危険ですが、そのまま放置すると家族が被害に遭ったり、周辺住民も多大な迷惑を被ることになります。
スズメバチの巣について
スズメバチの巣の特徴
色は黄色~茶色で、マーブル模様になっています。
とっくり型~球体の形をしており、巣穴は一箇所です。
スズメバチの巣の構造
マーブル模様の外皮が、複数階層で作られており、分厚く覆われています。
中の穴が開いている板状の巣盤の中には幼虫が入っており、スズメバチの巣の内部には、この巣盤が重なっています。
基本は、3〜4層に巣盤が重なっていますが、大きい巣だと5層にもなり、オオスズメバチの場合、10層以上の巨大な巣盤になることもあります。
スズメバチの巣ができやすい場所
自然界では低い木の枝、土の中、樹木の中に巣を作り、都市部では生垣や庭木、軒下などに巣を作ります。